五月病は5月だけではありません!!!
5月の連休明けは、日常の業務についていけず落ち込む症状が続き、仕事にも集中できない
と人事部門に訴える方が増加します。
・思い描いていた仕事とは異なるところで仕事をしている。
・指導役の職員が異動となり、取り残され不安が高まってしまった。
・連休中に、友人と会い近況報告をしたら、自分の現状に不安を感じた。
・連日の忙しさから逃れられた休日のリズムを戻すことが難しくなった
など
上記のような状態から、1人で抱えネガティブスパイラルから逃れられなくなった方が連休前の生活に戻すことが困難になるケースが多いです。
こうしたケースは何も5月に限られたものではなく、むしろ1年を通じてみられるようになっています。
最近は「五月病」とは呼ばなくなってきています。
ストレス解消法を多く持ち、気分転換を図ることは大切です。しかし、本当に疲れ切ってしまったらストレス解消どころではありません。
何も手につかず、動きたくない。寝ていたい、でも気持ちが焦る・・・
どうしたらよいのでしょうか?
このような症状が表れたときには、
・職場では職場の上司や同僚、産業医、に相談してください。
・プライベートでは、家族や友人、恋人など周囲の人に相談してください。
・身近な人には相談しにくい場合は、カウンセラーを頼ってください。
※落ち込みや不眠などの症状が続く場合は、専門医に診てもらうことをお勧めします。
人の心を支えるのは、人です。 一人で抱えないようにしてください。
自分以外の人の考え方、感じ方(違う価値観)に触れることで、今よりは多様な考え方を取り入れることができるようになります。
また、メンタル不調者の予防や対策、風通しの良い職場づくりには研修も効果的です。
コミュニケーション、メンタルヘルスの正しい理解、お客様対応(接遇)等の見直しや管理者研修を実施してみてはいかがでしょう?