お笑い芸人さんに学ぶトークコツ!!
相手を飽きさせずに、話に引き込むテクニックを持っている人。自分もそうなりたいと思うことありませんか?
私自身、中学までは、赤面症で口下手でした。人前に立つと緊張して自由に話せなくなることも、しばしばありました。教師の経験やご依頼いただく研修で鍛えられたせいか、今では人前で話すことを苦に感じなくなっている私です。でも、現在も話す為に努力していることがあります。
研修の導入部分で何を話そうか?と、新聞やTV、本、映画、友人との会話など、日常生活の中でネタ探しをしています。
とりわけ、お笑い芸人の方のトーク「力」に注目しています。
トーク「力」に優れた人は、
初対面の人とすぐに打ち解けられたり
印象に残りやすく、相手に顔や名前を覚えてもらいやすかったり
その結果、仕事がスムーズに進むことも多いかもしれません。
どうすれば話し上手になることができるのでしょうか?
お笑い芸人さんが話しているのを見ると、何気ない日常のワンシーンを巧みに切り取り、面白おかしく話しています。漫才やコントのような芸をしているのでなくても、その話し方にぐっと引き込まれます。
お笑い芸人さんが、そのように巧みに話ができるのは、話の小ネタをいくつもストックしているかららしいです。芸人さんでなくても、ちょっとした話のネタを持っておくと、いろいろな場面において役に立ちます。
スピーチを求められて人前に立ったとき
場を盛り上げたいとき
出張先や部署異動などで、初対面の方との人間関係づくり など
ちょっとした小ネタを話したことがきっかけで親しくなれる、というようなこともあると思います。
コミュニケーションにおいては、相手の話をよく聞いたり、相手からうまく話を引き出したりするためのテクニックが強調されがちですが、自分で話せるネタを豊富に持っていることも大切だと思います。
特別なネタはいらない
お笑い芸人さんがしているトークは面白いものばかりですが、その内容は特別なことはほとんどありません。例えば「昨日、コンビニで~」とか「うちのお母ちゃんが~」といったような日常的なことばかりではありませんか?
上手に小ネタを集めるには、笑い話に限らず人に話したくなることを見つけることが大切です。
ネタを集めるために
私が実践しているのは、芸人さんのネタ帳のように、話のタネ帳を持ち歩き書き込むこと。
・印象に残っている内容
・本を読んで印象に残ったフレーズ
・気になった言葉(後で調べてみたいこと)など
ネタを探すという目的を頭の片隅におきながら生活すると、意外と日常の中に関心を持ち自分の考えが浮かんできて、話の種を自分の言葉で伝えたくなってきます。
話の種は誰かに披露してみましょう
人に話したくなるような話題が用意できたら、それを親しい人に披露してみてください。
話の内容が、うまく伝えられるか否かはあまり気にせずに、兎に角話してみましょう。
とっておきの料理を振る舞って、あまりおいしくないと言われるとショックが大きいものですが、まずは家族や親しい友人に食べてもらって、その様子を見て改良したものをとっておきとして披露するような感じですね。
余裕ができたら、話し方(抑揚・表情・間)にも工夫ができると、話の内容がより膨らんでいきます。
まずは話のタネ探しから始めませんか?