新生活(新しい環境)での不安はありませんか?
中には、「新生活が不安でしょうがない」という人も多くいらっしゃることでしょう。
新社会人になると、これまでのように学生、生徒の立場ではなく、一人前に働くことを要求されます。また、キャリアのある方でも異動や転勤で新しい環境に不安を抱える人も多くいるでしょう。
無事に就職活動を終え、内定が決まったときは喜びと安心を感じていたのに・・・
昇進し、これからの仕事に強い意気込みを感じていたのに・・・
いざ新年度が目前になると、
「仕事をちゃんと覚えられるだろうか」
「人間関係がうまくいくだろうか」
「独り暮らしはやっていけるか」
などの不安を抱く方も多いでしょう。
新しい環境に身を置くときは、誰にとっても不安が付きまといます。
不確定な要素が多ければ多いほど、不安という感情は強く感じられますよね。
不安を無理に解消せず、うまく心の整理をしていきましょう。
「不安」は悪い事ばかりでない?
適度な不安は、リスクを考慮した意思決定を促したり、行動の動機付けとなりパフォーマンス力を高めると言われています。適度なストレスは人生のスパイスと言われるほどですから・・・
例えば、あがり症でプレゼンが苦手な人が、不安やプレッシャーを感じることで事前準備を念入りに行い、結果的に本番ではいいプレゼンができることにつながる、ということもありますよね。
人間にとって必要な感情ともいえます。
しかし、問題になるのは、「心配ごとが多過ぎて、何も手につかない・・・」といった過度な不安で今に集中できなくなるとき
過度な不安に押しつぶされそうな時の解消法
まずは、不安の中身を知ること
「新しい職場はどんなところ?」「人間関係うまくいくかな?」「仕事がうまくいくかな?」など・・・
すべて未来を心配する考えから不安はうまれます。
これから起こりうることを考えれば考えるほど、不安は膨らんでいきます。
原因を知り、不安をしていきましょう。
あなたが抱える不安は何? 新生活に対する不安がわかる心理テスト
【質問】
新しい引っ越し先に似合う、美しいガラスの花瓶を注文しました。
しかし、届いてみたら、ひとつだけヒビが……。何色の器にヒビが入っていましたか?
■グリーン ■パープル ■ピンク ■ブルー ■イエロー
あなたはどれを選びましたか? それでは、結果を見てみましょう
新生活で使おうと思っている「美しいもの」に入っていた「ヒビ」は、新生活に向けての「不安のタネ」を
象徴しています。何色を選んだかで、自分が不安に思っているウィークポイントが分かります。
●グリーン……自分の居場所があるか不安
自分の居場所に不安を持っています。
グリーンは本来、広い視野を感じさせリラックスを得られる色です。その色に入ったヒビは、居場所のない感覚やリラックスできない状態を暗示しています。
人間関係の中での自分の居場所のなさだったり、職場のデスク配置や引っ越しなどのリアルなスペースの問題だったりするかもしれません。
一度自分のまわりをじっくり見直して、積極的にリラックスできる環境づくりが大切です
●パープル……個性について不安
パープルは元々とても精神性が高く、芸術性を表す色であり、古代では高貴な身分を表す色でもありました。
そんな特別感を秘めているパープルは、目立ちたくない人にとって苦手な色になりがちです。
自分の個性を隠さず出してもいいのかという思いや、逆に自分には個性がないという悩みを持ってはいませんか?
自分に自信を持ちあなた自然なかたちで自己表現しましょう。
●ピンク……やさしさや愛情に不安
ピンクを選んだあなたは、やさしさや愛情に不安を覚えています。たえず、人の目を気にしていたりはしませんか? また逆に、自分のことを愛せていなくて、いつも自分に厳しくしてしまうクセがあるかもしれません。ピンクは目にする人をやさしい気持ちにさせるだけではなく、心の傷を癒す力も持っています。
不安になったり寂しい気持ちになった時には、ピンクを身近に使うとやさしさや愛情を感じられて安心することができます。
●ブルー……内にこもりがちな自分に不安
ブルーを選んだあなたは、日頃、内にこもりがちな自分に不安を感じてはいませんか?
特に新生活に向けては、自分を表に出すことの必要性を感じてくるはずです。でも、実は静かな平和を表すブルーは、コミュニケーションを司る色でもあるので、この色を選んだ人は潜在的にコミュニケーションを求めていたり、それに優れた素質があったりします。
たまにはブルーの反対色である明るいイエローやオレンジなどを身近に置くようにして、もっと自分を表に出していきましょう。
●イエロー……混乱した精神状態が不安
イエローを選んだあなたは、自分のやりたいことが見えていなかったり、自分がどういう決断をするべきか分からなかったりして迷っていませんか? 頭脳を明晰な状態に導く効果があるイエローですが、実はその裏に混乱や不安という意味を持っています。
迷いの内容に関連する書物を読んでみたり、尊敬できる人に相談するなど、今までの自分とは少し違う知識を取り入れていくと良い結論が見えてくるかもしれません。
HPの6つのストレスケアのコーナーでも不安についての解消法をご紹介しています。
気になる方は、ご参照ください。
ホームページの実施研修の下に有ります。