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2022-05-心のビタミン

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シニア産業カウンセラーの藤井です。
皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?リフレッシュできたでしょうか?
毎年、この時期は、「気分が次第に憂鬱(ゆううつ)になってしまった…」
「毎朝出社するのがつらい」というご相談が増えてきます。
また、「職場の同僚が、4月は笑顔が多く明るかったのに、なんだか最近暗いから
心配」といった声も聞かれます。
 この時期の心の疲れや体の不調は、俗にいう「五月病」かもしれません。
早めの気づきで、重症化を防ぎましょう。
     
     
そもそも五月病とは?
環境に適応できないことによる一時的なうつ状態・意欲低下状態の呼称です。
5月以外の月にもこうした症状が起きるのですが、環境になじめないことでストレスがたまるこの時期が一番起きやすいということでそう呼ばれているのだそうです。
▲五月病は病名でいうと「適応障害」と診断されることが多いです。
     
五月病は、理想と現実のギャップがきっかけ
「4月は就職や転職で新しい環境に飛び込むことが多い季節です。それを機にやる気を出そうとしている人が多いです。しかし、1カ月くらい経つと、思い描いていた理想と現実にギャップがあることに気づき始めます。そんな時、ふっと糸が切れたようにやる気が無くなることがあるのです。
張り切っていた分、その反動で落ち込んでしまっている状態といえるのかもしれません。

     
主な症状
●精神的症状
・悲しみ、憂うつ感
・不安感やイライラ感、緊張感
・無力感、倦怠感、気だるさ、やる気が出ない
●肉体的症状
・食欲不振、体重減少、嘔吐、胃痛、吐き気
・寝つきが悪い、朝早く目が覚める、不眠
・動悸、めまい、血圧上昇、手や足の裏に汗をかく
・頭痛やひどい肩こり
●行動
・消極的になる、周囲との交流をさける、引きこもり
・飲酒、喫煙量が増える
・身だしなみがだらしなくなる、落ち着きがない
 最近、無気力になる、不安感に悩まされるという方で、この3か月以内に起きたストレス要因に思い当たる方は、注意が必要です。
適応障害は、ストレス要因がはっきりしているため、症状が軽いうちにその要因を取り除くと軽快することがあるのも特徴です。五月病という、少し軽めの名前に惑わされず、早めに対策をとっていきましょう。
     
     
それでは五月病かどうか、チェックしてみましょう

     
1~2個の場合・・・今のところ問題なし
3~6個の場合・・・注意が必要。定期的にリフレッシュして気持ちを整えていきましょう。
7~10個の場合・・・かなりつらい状態あまりにつらいと感じる場合には、専門医で受診することも考えてみましょう。

五月病になりやすい人は?
     
・真面目な人
・頑張って無理をしてしまう人
・忍耐強い人
・責任感の強い人
・完璧主義の人
・周りの評価が気になる人
・自分に厳しい人
・内向的な人 など
五月病の予防法は?
・体を動かす
・趣味を楽しむ
・悩みを抱え込まず、誰かに相談する
・バランスのとれた食事と規則正しい生活
     

     

     

     
メンタル不調の予防のポイントは、不調の早めの気づきと対応です。
     

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