九州南部、思考が梅雨入りしましたね。
不安定な天気が続く梅雨は、気持ちが落ち込んで塞ぎ込むことが多くなるなど、
精神的なストレスを感じやすい時期です。
仕事上、私が懇意にさせて頂いている精神科のドクターが「日射しがない、雨が降る、気圧が下がるといったことが引き金になって、気分がうつ状態になることもある」とおっしゃっていました。その症状は気象病といわれることがあります。
気象病とは、季節の変わり目や、曇りや雨の日、寒暖差が激しい時、台風や低気圧の時に、頭痛、めまい、関節痛、吐き気、むくみ、手足のしびれ、気持ちの落ち込み、疲れやすいなどの症状が出る事です。
一般的な病名ではなく、症候群という概念です。
気象病予備軍チェック!
□ 雨天時に耳鳴りやめまいが起こることがある
□ 普段から肩こり、首こりがある
□ 乗り物酔いしやすい
□ 天気の変動があると頭が重くなり頭痛がする
□ 姿勢が悪く猫背気味、反り腰だ
□ パソコンやスマートフォンの使用時間が1日4時間以上
□ 季節の変わり目は、なんとなく体調が悪くなる
□ ストレッチやヨガなども含め、あまり運動習慣がない
□ 仕事や生活の中で精神的なストレスを感じている
□ 冷え性に悩んでいる
□ 歯科医で食いしばりや歯ぎしりなどを指摘される
□ 夏冬ともにエアコンが苦手
当てはまるものが3つ以上あれば、気象病・天気病予備軍かも。
そんな症状が出たときに、みなさんはどう解消していますか?
私は、なんてったってコーヒーです。疲れた時、テンションが上がらないとき、仕事が一段落した時に、心の余裕を取り戻す瞬間には、かならずコーヒーがそばにあります。
あの香りをかぐと、リセットできて次に進める気がします。
みなさんの中にも、コーヒーを飲んでリフレッシュする、という人も多いのではないでしょうか?
コーヒーに含まれるカフェインには、気分転換や集中力を高める効果があると言います。
しかし、飲むだけでなく、香りにも驚くべき効果があると知っていましたか?
今回は、コーヒーに隠された香りの力について、お話しします。
コーヒー豆の種類でリラックスの効果が違う
コーヒーの香りにリラックス効果があるといいます。
「コーヒーの香りを嗅ぐと、脳波のうちリラックスしているときに出現するα波が増えることがわかったそうです。その効果は、豆の種類によっても違いがあるようです」
私は、ブルーマウンテンが好きなんですが、下の表を見るとリラックス効果が高いですね。納得です。
(杏林大学医学部名誉教授で日本ブレインヘルス協会理事長の古賀良彦先生の研究)
香りは記憶に働きかけます。
楽しい思い出の中で印象に残っている香りは心のサプリになりますよ。
例えば・・・
母親の作り甘い卵焼きの香り
キャンプ場で、みんなで食べたスイカの香り
焚火のにおい などなど
香りを上手に使うことで、気持ちを弾ませることができます。
日々のストレスを解消するため、コーヒーの香り(思い出深い香り、好きな香り)を楽しんでは
みてはいかがでしょうか?