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2020-04-心のビタミン

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新型コロナウイルス
     
新型コロナウイルスの感染が日本にも広がってきました。
4月11日の1日当たりに確認された感染者は36都道府県で690人となり、4日連続で過去最多を更新しました。人との距離を2mは保つこと、多数が集まることの禁止、間近で会話や発生の禁止など新型コロナウイルスは人と人を切り離すウイルスです。

この感染症は、病だけを感染させるのではありません。
新型コロナウィルスは不明なことが多く、それ故に不安や恐れがふくらみ、正しいことを見る力、正しいことを聴く力を弱めてしまいます。根拠のないデマに振り回され、特定の者が不足する事態となったり、根拠のない予防法が出回り、不安や恐れが増幅して不安が人から人へ感染していきます。
この不安や恐れは人間の生き延びようとする本能を刺激し、ウイルス感染にかかわる人や対象者を日常生活から遠ざけたり、差別するなど、人との信頼関係や社会のつながりを壊してしまします。結果として、差別が感染してしまうのです。差別が感染すると、発熱や咳などの症状があっても医療機関の受診をためらい、ウィルスが市中に潜り、収束どころか感染拡大につながってしまいます。負の連鎖が止まらなくなります。

危険を顧みず働いてくださる方へ私たちができること
現在、新型コロナウイルス感染症患者の治療に当たる医療機関および、医師や看護師等の皆様が偏見や風評被害に苦しんでいらっしゃいます。コロナウイルスの陽性患者を受け入れた病院で、医療従事者のお子様の託児所の受入拒否や、医療品を納品する業者の納品拒否など、いわれのない差別や偏見にさらされているといわれています。
医療従事者は、患者さんに安心感を与えることを念頭に置いて仕事に従事してくださいます。自身の感染という不安と闘いながら患者様のためにと自分の感情を抑圧して日々の業務に当たってくださいます。
病院は人手不足の中でぎりぎりの状態で医療を行っている場合が多く、ここで医療者が心身の不調を起こすと医療は崩壊してしまいます。今回のようなこれまで経験のない感染症の現場では、患者のケアに加え院内感染防止という重圧がかかります。こうした状況の中で、誹謗中傷や差別が起きていることは医療従事者の精神的負担を大きくし、医療の質の低下をもたらしてしまいます。通常の生活をできるだけ早く取り戻すためにも医療崩壊を起させないためにも、医療従事者や、ご家族を応援する必要があります。

     
医療従事者の皆さん、日々命を守ってくださりありがとうございます。心から感謝申し上げます。
     
身体は離れても心は常に近くにいたいですね
     
今は、一人一人が不安に飲み込まれないよう、社会がワンチームとなってこの緊急事態を乗り越えられるように冷静な判断をし、今、自分ができることを精いっぱいやっていきましょう。
     
     
     
厚生労働省ホームページに新型コロナウィルス関連の情報が掲載されています。ご活用ください。(以下一部抜粋)
     
一人ひとりができる新型コロナウイルス感染症対策 (厚生労働省ホームページより)
(1)手洗い
 ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗います。

(2)普段の健康管理
 普段から、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきます。
(3)適度な湿度を保つ
 空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下します。乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、適切な湿度(50~60%)を保ちます。
     
     
■ほかの人にうつさないために
<咳エチケット>
咳エチケットとは、感染症を他者に感染させないために、咳・くしゃみをする際、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえることです。
対面で人と人との距離が近い接触(互いに手を伸ばしたら届く距離でおよそ2mとされています)が、一定時間以上、多くの人々との間で交わされる環境は、リスクが高いです。感染しやすい環境に行くことを避け、手洗い、咳エチケットを徹底しましょう。


     
     
     
     
     
     
     
     
 詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。https://www.mhlw.go.jp/index.html
     
     
職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト (厚生労働省HPより)

お気軽にお問合せください。 TEL TEL / FAX 099-203-0259 10:00~17:00

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