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2019-01 心のビタミン

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【勇往邁進】の年に!
あけましておめでとうございます。
旧年中は、多くの方々とのご縁を頂き、多くの幸せを頂いた年になりました。
今年で弊社は15周年を迎えます。
これもひとえに、皆様のお支え合ってのことと感謝いたしております。
今年はイノシシ年、「勇往邁進」をキャッチフレーズに、働く方々の心の健康作り、快適な職場づくりを全力でサポートして参ります。
今年もよろしくお願いいたします。

今年は、イノシシ年。
イノシシにちなんだ日本昔話をご紹介します。
「猪と月」という話なのですが・・・
小学校の時、縦笛のテストの練習をしていたところ、うまくいかずに泣いていたらこのお話が
テレビから聞こえてきて勇気づけられた記憶があります。

     
     
「猪と月」

●あらすじ
山に住む動物達が、夜の暮らしを見守って下さるお月さまに感謝の意を示そうと、色々な芸を行ってお月さまに観て貰おうと言う事になりました。
動物達が銘々、自分の得意な芸の話をしている中、猪だけは「俺にはお月さまに観て頂く芸がない」としょんぼりしています。それを観た動物達は「お月さまに怒られても知らないぞ」「芸なしは仲間にしないよ、早く帰りな」と猪をのけ者にしました。


猪は住処に戻って、弟の猪に事の次第を話し「お月さまに申し訳ない」と泣きました。すると弟の猪は「兄貴、俺達にだってできる事があるさ」と言いました。
     
さて十五夜の晩、動物達はお月さまに観て頂く為に色々な芸をしました。兎は杵つき踊り、狸は腹つづみ、狐は狐火を操る芸を、猿はそれらの芸をそっくり猿真似して見せました。
でもお月さまは少しも喜んだ素振りを見せませんでした。動物達は「どうすればお月さまは喜んでくれるんだろう」とすっかりしょげてしまいました。

     
ところで、その反対側の山では、猪兄弟がお月さまに向かってこう言いました。「俺達、何も芸がないけど、せめて力いっぱい相撲を取ってお見せしますので、どうか観て下さい」
そして、猪兄弟は山の頂の台地を土俵に見立て、力いっぱい相撲を取りました。その一生懸命さにお月さまは熱心になって観ておりましたが、やがて「わっはっは、のこったのこった!」と大きな声で笑いました。
これを観た他の動物達は面白くありません。「なんで相撲ごときが面白いのか」「下品なばかりでちっとも楽しくないじゃないか」と文句を言いました。するとお月さまは動物達に向かって「自分の自慢ばかりして他人を貶めてはならん!例え芸がなくとも一生懸命相撲をとって見せる、この姿勢こそが大事なのだ」と言って叱りました。
それからも、十五夜の夜には猪兄弟による奉納相撲が、山の台地で度々行われたと言う事です。


     
     
市原悦子さんがお亡くなりになりましたね。
多くの代表作を残された女優さんですが、私の中では日本昔話が一番印象に残っています。
数々の昔話をあの優しい声で伝えてくださった市原悦子さん、ご冥福をお祈りいたします。

お気軽にお問合せください。 TEL TEL / FAX 099-203-0259 10:00~17:00

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