どんな人からも一瞬で好かれるワザ
職場には、年齢、性別、経験値の違う人が集まっています。
そういう意味では、人間関係のトラブルはあって当たり前なのかもしれません。
私たちは初対面の相手を一瞬で「自分の役に立つ人」か「自分の邪魔をする人」か、常に見分けています。第一印象は10秒以内に決まると言われています。
10秒、この一瞬が印象を左右するのです。
印象コントロール
相手に与える印象で重要なのが清潔感・安定感・信頼感です。なかでも最重要なのは信頼感で、特に目上の人の信頼を勝ち取るには服装、話す早さ、笑顔が重要。
「誰に、どう見られたいのか」を定め、魅せかたを操作することで2割も3割も魅力を増幅させられます。いわば自分プロデュースですね。
●ネクタイ
目上の人にアピールする場合、柄は相手から見て右肩上がりのストライプにが効果的。
ストライプには「斬る」イメージがあります。改革や革新、希望を印象付けるのに効果絶大です。
●笑顔 印象は「見える歯の数」で決まる
まず口角を引きしめ、そのうえで、相手から見える歯の本数で3種類の立場を印象付けます。
0本=組織のリーダー(口元を引き締め、軽く微笑むことでリーダーとしての意志と決意を表します)
4本=信頼される上司(余裕を感じさせ、経験とさらなるチャレンジを表す笑顔です)
8本=同僚、部下です(安心できる存在をアピールできます)
●会話 話す早さと頷き方が重要。
・リーダーはNHKのニュースと同じ1分間約300文字。
・エネルギー溢れる部下を演出するならバラエティー番組の340文字/分
●頷きと沈黙の使い分け
真剣さを伝えるには、頷くのはゆっくり1回。何回も「うんうん」と頷くと相手に迎合しているような印象を与えてしまいます。頷く直前に3秒の「沈黙」を入れると信頼感は一気にアップします。