研修講師・カウンセリング・メンタルヘルス対策など、職場環境づくりのお手伝いを私共にお任せください。 経験豊富な講師、専門カウンセラー、専任セラピストがお手伝いいたします。

5月の心のビタミン

  • HOME »
  • 5月の心のビタミン

季節性のうつ(5月病)に要注意

木々も芽吹き、新緑と陽光に包まれる季節となりました。健やかにお過ごしですか?
5月の連休の真っ最中、ゆっくり自宅で寛いでいらっしゃる方、あれこれレジャーや旅行の予定を立ててバカンスを楽しんでいらっしゃる方、様々でしょう。そんな時にメンタル不調の話は無粋ですが・・・
春、新入学、新社会人、転勤、転居、異動、1人暮らしを始めたなど生活環境に変化があった方も多いと思います。少し生活に慣れ、連休に入り「ホッ」とした心の状態から、心の不調(五月病)が発症しやすいので要注意です。
   
   
五月病とは

仕事や学校、転居などで環境が変わり、最初は張り切って活動していたのに、5月の連休明け頃からだんだんと気分が落ち込む、疲れやすい、仕事や勉強、家事などに集中できない、眠れないといったスランプ状態に陥ること、これがいわゆる「五月病」です。
ですが、五月病とは正式な名称ではなく、医学的には「抑うつ状態」(気分が落ち込んで気力や行動力が乏しくなった状態)というものです。
精神的な症状だけでなく、食欲不振や胃の痛み、めまい、動悸などの症状を訴える方も多く、新しい環境での変化についていけないあせりやストレスが、知らず知らずのうちに身体的な症状となって出てくるのです。
五月病といっても、新入生の方や5月限定で起きる病気ではなく、完璧主義で物事にこだわりやすい人や、内向的で孤立しやすい人、過保護に育てられた人などが五月病になりやすいといわれています。たいていの場合は一過性の心身の不調で、1~2ヶ月程度で自然と環境に適応でき、症状が改善すると言われています。
   
   
五月病のリスクが高い人 「変化が多かった人」「大きな変化を経験した人」

●この春に自分自身が異動になった人、転勤になった人、転職した人
●上司や同僚、部下が異動するなどして職場の雰囲気や人間関係、仕事の進め方がかなり変わった人
●この春(もしくは昨年秋ごろから)昇進して新たな責任が加わった人、または新しいプロジェクトや
仕事を任された人
●子どもが受験、卒業、入学などでプライベートがかなり慌ただしかった人(特に女性)
●この冬から春ごろにかけて、家族や自分自身の病気やけがなどによって、日常生活のリズムが乱れ
ていた人
●メンタルや体の不調で復職して半年以内の人
●1~3月あたりが繁忙期で月45時間を超えるような長時間残業を月単位で行っていた人
   
   
抑うつ状態の症状

●何となく気分がめいる日や時間が増える
●体がだるくて気力が出にくい
●今まで気軽にできていた日常的な家事や趣味的な活動が面倒くさい
●他人に会うのが何となくおっくう
●やる気が湧かず、会社に行くのに抵抗を感じる
●原因不明の体調不良(頭痛、胃腸の不調、めまい感)がちょくちょく起こる
●寝つきが悪い、もしくは眠りの途中で何回も起きる、早朝に起きるなどの睡眠不調が出現し、熟睡
できない夜が増えてくる
●いつもよりイライラしたり怒ったり落ち込んだりと感情が不安定になる

こうした症状は、ごく軽くて生活や仕事にさほど支障がないレベルから、仕事や生活に悪影響が出たり、欠勤や遅刻が増えて勤怠が乱れたりといった病的なレベルまでさまざまです。
症状が重い場合は「抑うつ状態」「適応障害」「うつ病」などの病名のついた診断書を提出して自宅療養となる人もいます。
   
   
5月病を予防できる食事!

食事の改善で心身の病を改善できることが多いです。ストレスをためやすい体質にしないためにも、健康的な食事を心掛けるといいですね。

疲労回復には

◆ビタミンB群
穀類、納豆、牛乳や乳製品、卵、バナナ、ナッツ、豚肉、魚など

◆ビタミンC
ビタミンCは野菜や果物に多く含まれます。
体内のビタミンCはお酒(飲酒)やたばこ(喫煙)、ストレスで消費されていくので、ストレスを感じるなと思ったら積極的に接種すると良いかも知れませんね。

旬の野菜を摂ることも基本
新じゃがいもや春キャベツ、キヌサヤ、そら豆、ニラ、長芋など。
・キャベツとジャガイモの豚肉炒め
・えんどうの卵とじ
・春キャベツのパスタ
・グリーンピース(豆)のスープ
・たけのこの煮物

 良質なものを適度にバランスよく!! 

 

五月病かな?と思ったら
気分転換やリラックスできることをしてみましょう

・趣味やスポーツでストレスを発散する
・十分に睡眠を取る
・ゆっくりお風呂に入る
・好きな音楽を聴く
・アロマテラピーなどでリラックスする
・映画や絵画展、コンサート、小旅行などで気分転換
・新しい目標を見つける
・友人や先輩などに、話を聞いてもらう

 

疲れが一気に吹き出す前に、少しずつ発散し、心身ともに健康な生活を心掛けてくださいね。
HPの6つのストレスケアのコーナーでも不安についての解消法をご紹介しています。
気になる方は、ご参照ください

ホームページの実施研修の下に有ります。     

お気軽にお問合せください。 TEL TEL / FAX 099-203-0259 10:00~17:00

PAGETOP
Copyright © 働く人の心の保健室 ガトウリア All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.